【山形県】縁結び三寺巡り~山形・恋のご利益旅~

松尾芭蕉の句で知られる天台宗の古刹です。参道の1015段の石段は、登ることで煩悩を滅し、心を清める修行の道とされています。境内には、悪縁を断ち切り新たな良縁を呼び込むための祈願所である華蔵院が点在します。麓の根本中堂には、万病を治すといわれる薬師如来が安置され、心身を清めて開運へと導く役割を担っています。

国道13号線と国道48号線の交差点に位置する、将棋駒の形をモチーフとした施設です。山形県内の特産品の販売やお食事の提供、会議・宴会など多目的に利用されます。観光客向けに、書駒体験やそば打ち体験、紅花染め体験といった山形の伝統文化に触れる体験教室が実施されており、旅の休憩地として機能しています。

約1300年の歴史を持つ天台宗の観音霊場です。「西の出雲、東の若松」と称される、東北地方における縁結び祈願の随一の名所として知られています。本尊は十一面観音であり、恋愛成就や良縁を結ぶご利益があるとされます。山形の方言で婚礼を意味する「ムカサリ絵馬」の風習は、結びの力が深いことを示す文化財として知られています。

奈良時代に創建されたと伝わる、東北屈指の歴史と格式を誇る古刹です。縁結びだけでなく、古来より家内安全や商売繁盛といった縁を守り、固めるご利益を持つ霊場として信仰を集めてきました。境内では、近年公開された国指定重要文化財の仏像群（弥勒五尊など）を拝観でき、静謐な空間で心の癒しを得られるとされています。

国道112号線沿いにある広大な敷地にはさまざまな施設があり、山形の名産品を購入できるコーナーの他、四季折々のフルーツを使ったスイーツやブランド牛を使用したグルメなども堪能することができます。
また、同じ敷地内にあるさくらんぼ会館では、さくらんぼなどの地元産フルーツや特産品を使った『JA手づくりアイス』が大人気です。その他、日本の伝統美を生かした木造建築の本格的な茶室「臨川亭」や、姉妹都市であるトルコ共和国ギレスン市にちなんで建設された「トルコ館」など、みどころがいっぱい。芋煮広場やテニスコート・グラウンドなど河川敷にある施設を使用することもできます。